「みやけ雪子の国会レポート」
平成21年12月
こんにちは、みやけ雪子です。
皆さんのおかげで、8月30日に「比例当選」をさせていただき早いもので既に4ヶ月の時間が経過しました。特別国会、臨時国会と経験してようやく国会の雰囲気にも慣れ、衆議院議員としての役割もだいぶわかってきたというのが正直なところです。
民間会社に20年間勤めてきた私には国会議員の生活が「帰金火来」と言ってほんとうに休みなく大変な活動量を消化していかなくてはならないことと、日本という国が置かれている、もしくは陥っている財政・経済危機や福祉・教育などあらゆる分野での仕組みの矛盾、問題点の深刻さに驚きを禁じ得ないということでした。
先日、政権交代下の2010年度「税制大綱」が発表され、いよいよ厳しい環境の中での「予算編成」が決まろうとしています。その内容がさらに注目されますが、残念ながらマニフェストに掲げた「暫定税率廃止」が守られなかったこと、選挙中に訴えてきた「中小企業減税」やとりわけ「特別会計」への切り込みについて、必ずしも充分な議論が展開され、結果が得られたとは言えないことが民主党議員として、残念でならないというか、まずは国民の皆さんに率直にお詫び申し上げなくてはならないと思っております。
ただ、民主党に「騙された」とか、「失望した」という声を有権者から聞かされることも少なくなく、新人議員としてはその「言い訳」を語らなくてはならないことに困惑しておりますが、確かに今年度の税収の落ち込みが「10兆円」もあり、政権交代の時期が、一度概算要求の前政権下で纏められた後に行われたことで、「事業仕分け」などで国民の皆さんに予算編成の過程がオープンにされたとは言え、まだまだ新政権が取り組まなくてはならない「国家戦略的」な部分まで充分に議論されるところまでの余裕がなかった、それだけ自民党政権によって長年運営されてきた政府の実態が危機的な状態にあったタイミングでバトンタッチしたのだと理解しています。
ですから、船出をした「鳩山丸」がいくらか迷走していて、リーダーシップにかけているのではないかとのご意見もありますが、それだけ厳しく困難な現実に「与党」となってぶつかっているということであり、そこはもう少し長い目でご評価をいただけないだろうかと強く感じているとところでございます。「国民の生活が第一」この基本だけはぶれていません。
なんとか、マニフェストの最も大きな柱であった「子供手当」や「高校無償化」などが実施されることになったことは本当に良かったことだと思っています。
つまりは、本当の勝負は来年であり、民主党政権の本領がいかに発揮できるかどうかが問われているのだと思います。
いろいろ問題点が指摘されていますが、少しずつでも変わっていこうとしていることは確かであり、先日も同封の「プレス民主」にございますように、原口総務大臣と懇談させていただく機会がございましたが、明治維新や戦後の改革に匹敵する革命状況の過程にあるのだから、野党から当然与党になってぐらぐらするのはむしろやむを得ないことで、日本が置かれている状況への危機感と官僚主導から政治主導への切り替えの難しさを、そこはきちっと国民に理解を求めて、民主党が目指すべき国のあり方などをもっと明確にしていかなくてはならないと熱弁しておられましたが、まさにその通りだと得心させていただきました。
その意味では、来年こそが「参議院選挙」も含めて民主党にとって正念場です。
まだまだ、衆議院議員に成りたての私にとって出来ることは各省の「政策会議」や「質問研究会」に参加したり、「厚生労働委員会」や「海賊・テロ特別委員会」での活動を通じて、まずはもっともっと勉強させていただくことと、現場にもっと足を運び、国民の皆さんの意見に耳を傾ける、地元でも活動を積極的に展開して、有権者の皆さんにご理解ご支援をお願いし続けることだと、新たな決意を深めているところでございます。
今年は意気込みを示すためにと国会召集で一番乗りをさせていただきましたが、来年はその初心を忘れずに地道にひとつひとつの課題を達成していきたいと思います。
ほんとうに今年はいろいろなことがありました。
前半はフジテレビでサラリーマンとして働いており、政治とは距離のある世界でした。しかし、後半は私自身が自ら政治の現場に飛び込み、このように国会にいることなど想像もできないことでした。都議選後の衆議院議員選挙出馬のご要請から全てが一変したのですが、さらに、東京を中心に働いていた私にとって前半は全くご縁のなかった群馬県4区で、後半はもう相当以前から「ふるさと」のように馴染んでしまっていることも「必然」のように思えてきます。
選挙区の皆さんの寛容で暖かいお励ましにいつも感謝と感動を覚えながら、これまでの人生という舞台の中で、こんなに一度に多くのことを経験できた濃密な時間はないと断言できる一年でした。全てのご縁のあった皆さんに心から御礼申し上げます。
来年はお正月からフル稼働。精一杯頑張ってまいりますので今年にましてご指導ご鞭撻を賜りますように宜しくお願い申し上げます。
終わりになりましたが、来年が皆さんにとって健康で良き年でありますことを心からご祈念させていただき国会レポートと致します。
最後までお読み下さりありがとうございました。
私は絶対に91904票の重みを忘れません。
衆議院議員 三宅雪子 拝